
この記事を読むことで、ミニ株の始め方が具体的に分かります。
特に、楽天証券の「かぶミニ」を使って、実際に1株購入するまでの流れを解説します。
実際の購入体験を通じて、コストや注意点も具体的につかめるようになります。
1. 楽天証券のミニ株「かぶミニ」
楽天証券のミニ株(単元未満株)サービス「かぶミニ」は、通常100株単位で取引される株式を、1株から購入できる初心者向けのサービスです 。
最大の特徴は、株式市場が開いている時間帯にリアルタイムで売買できる点で、これは他の主要ネット証券にはない大きな魅力です。
取引対象は2,000以上の銘柄に及びますが、ETFやREITといった一部の商品は対象外なので注意が必要です。
また、利益が非課税になるNISA口座(成長投資枠)にも対応しており、少額からでも税金の優遇を受けながら投資を始められます。
購入に必要な最低金額は、株価1株分に、リアルタイム取引の場合は0.22%のスプレッド(実質的なコスト)を加えた金額です。
実は、このスプレッドを無料にする方法があります。
それが「寄付取引(よりつきとりひき)」です。
寄付取引は、リアルタイムではなく、取引時間中の決まったタイミング(午前9時か午後0時30分)の価格で売買する方法です。
この方法ならスプレッドもかからないため、完全に手数料無料で株を購入できます。
「今すぐこの値段で買いたい!」というわけでなければ、手数料を最大限抑えられる寄付取引がおすすめです。
売買手数料は無料なため、数百円や数千円といったお小遣い程度の金額からでも気軽に有名企業の株主になることができます。
【楽天証券 かぶミニ 取引時間】

2. まずは準備(口座開設〜入金)

株取引を始めるための準備段階を3ステップで解説します。
まず、税金の処理が簡単な「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのがおすすめです。
次に、スマートフォンを使えば最短翌営業日で完了する本人確認とマイナンバー登録の流れを説明します。
最後に、手数料無料で即時に資金を移動できる入金方法を紹介し、取引開始までの準備を整えます。
2.1 口座種別の選び方
楽天証券で口座を開設する際、最初に少しだけ悩むのが「口座種別」の選択です。
ここでは、それぞれの特徴と、初心者におすすめの選び方を解説します。
(1) 3種類の口座の特徴
証券口座には、主に3つの種類があります。
- 特定口座(源泉徴収あり)
- 一番おすすめの口座です。
- 株で利益が出たときに必要な税金の計算と納税を、すべて楽天証券が代行してくれます。
- あなたは何もする必要がなく、確定申告も原則不要です。
- 手間が全くかからないので、投資初心者には最適な選択肢と言えるでしょう。
- 特定口座(源泉徴収なし)
- 税金の計算(年間の損益計算)までは楽天証券がやってくれますが、納税は自分で行う必要があります。
- つまり、利益が出た場合は、自分で確定申告をしなければなりません。
- 少し手間がかかるため、特別な理由がない限り、初心者が選ぶメリットは少ないです。
- 一般口座
- 税金の計算から確定申告、納税まで、すべてを自分自身で行う必要がある口座です。
- 投資に慣れた人が、特定の目的で使うことがほとんどです。
- 初心者が選ぶ必要はまずありません。
(2) NISA口座も一緒に開設しよう
口座開設の手続きを進めると、「NISA口座を開設しますか?」という選択肢が出てきます。
これは迷わず「開設する」を選びましょう。
NISA口座は、利益が非課税になるお得な制度で、作っておいて損はありません。
総合口座(特定口座や一般口座)とNISA口座は、同時に申し込むのが最も簡単で効率的です。
NISA口座は「1人1口座=1つの金融機関のみ」で、同じ年に複数の証券会社で同時に開設・利用することはできません。
また、金融機関の変更は年単位で可能ですが、つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で使い分けることもできません。
複数の証券会社を使う場合は、どの証券会社でNISA口座を作成するか考えましょう。
(3) 初心者は「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぼう
結論として、投資が初めてのあなたは、「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけば間違いありません。
税金のことを気にせず、純粋に投資の勉強や実践に集中できます。
投資の心理的なハードルを一つでも減らすことが、長く続けるための大切なコツです。

税金のこととか、よく分からないから全部お任せできるのは助かります。

確定申告って聞くだけでアレルギーが出そうだから(笑)。
とにかく楽なのが一番よ。

これは、初心者が挫折する要因を一つ取り除く、非常に合理的な選択です。
2.2 本人確認・マイナンバーの流れ
口座種別を決めたら、次は本人確認の手続きに進みます。
難しく聞こえるかもしれませんが、スマートフォンの指示に従うだけで、とても簡単に完了します。
(1) 本人確認の方法は2種類
楽天証券の口座開設では、本人確認の方法を二つから選べます。
- スマホで本人確認
最も早くておすすめの方法です。
必要なものは「マイナンバーカード」または「運転免許証」と、あなたのスマートフォンだけです。
スマートフォンのカメラで本人確認書類と自分の顔を撮影するだけで、手続きがオンラインで完結します。
郵送物の受け取りが不要なため、スピーディーに口座開設が進みます。 - 書類アップロードで本人確認
上記の書類がない場合や、スマートフォンでの撮影に抵抗がある方向けの方法です。
健康保険証など、他の本人確認書類を撮影して、その画像をアップロードします。
この方法の場合、後日、楽天証券からログインIDなどが記載された書類が郵送で届きます。
「スマホで本人確認」に比べると、少し時間がかかります。
(2) 手続きの簡単な流れ
どちらの方法を選んでも、基本的な流れは同じです。
- メールアドレスの登録
まず、楽天証券からの連絡を受け取るためのメールアドレスを登録します。 - 本人確認書類の提出
上記で選んだ方法で、本人確認書類を提出します。 - お客様情報の入力
氏名、住所、職業などの基本情報を入力します。 - ログインパスワードの設定
楽天証券にログインするためのパスワードを決めます。忘れないようにメモしておきましょう。
(3) どれくらいの時間がかかる?
申し込みから取引開始までのタイムラインは、選んだ本人確認方法によって変わります。
- 「スマホで本人確認」の場合
申し込み完了後、楽天証券での審査がスムーズに進めば、最短で翌営業日にはログインIDがメールで届き、取引を始められるようになります。 - 「書類アップロードで本人確認」の場合
郵送でのやり取りが発生するため、ログインIDが届くまでには1週間程度かかることがあります。
早く始めたい方は、ぜひ「スマホで本人確認」を選んでください。

思ったよりずっと簡単そうです。

面倒な書類のコピーとか郵送が一切ないのが、本当に楽ちん。

特にスマートフォン完結型の本人確認は、投資を始める際の最初の障壁を大幅に低くしています。
2.3 入金方法(即時入金・振込)
無事に口座が開設できたら、次はいよいよ株を買うためのお金を入金します。
楽天証券にはいくつかの入金方法がありますが、便利で手数料もかからない方法を選びましょう。
(1) おすすめの入金方法は「リアルタイム入金」
楽天証券で最もおすすめの入金方法は「リアルタイム入金」です。
- 手数料が無料
どの金融機関からでも、入金にかかる手数料は楽天証券が負担してくれるため、無料です。 - 即時に反映される
手続きが完了すると、ほぼ瞬時に楽天証券の口座にお金が反映されます。
「今すぐ株を買いたい」と思ったときに、すぐに行動できるのが大きなメリットです。 - 多くの金融機関に対応
メガバンクやネット銀行、地方銀行など、全国の多くの金融機関のインターネットバンキングに対応しています。
あなたが普段使っている銀行口座から、簡単に入金できます。
(2) 楽天銀行との連携でさらに便利に
もしあなたが楽天銀行の口座を持っている、またはこれから作っても良いと考えているなら、「マネーブリッジ」というサービスを利用するのが最も便利です。
マネーブリッジを設定しておくと、楽天証券で株を買うときに、もし証券口座の残高が足りなくても、楽天銀行の預金残高から自動で不足分を入金してくれます。
これにより、いちいち入金手続きをする手間が一切なくなります。
さらに、楽天銀行の普通預金の金利が優遇されるというメリットもあります。
(3) 入金が反映されたか確認する方法
入金手続きが完了したら、ちゃんとお金が入っているか確認しましょう。
楽天証券のウェブサイトや、スマホアプリ「iSPEED」にログインすると、トップページや資産状況の画面に「買付可能額」という項目があります。
この金額が増えていれば、入金は無事に完了しています。
リアルタイム入金なら、手続き後すぐにこの金額が更新されるはずです。
これで、いつでも株を買える準備が整いました。

楽天銀行の口座があると、入金すら自動になるのはすごい。

残高を気にしなくていいから、すごくスムーズに取引できるの。

リアルタイム入金やマネーブリッジのようなサービスは、単なる利便性の提供だけでなく、投資家の機動性を高めるという重要な役割を担っています。
3. かぶミニを「買ってみた」

ここからは、私が実際に楽天証券の「かぶミニ」で1株購入した体験談を、具体的な手順と共にご紹介します。
身近な企業の中から投資先を選び、スマホアプリ「iSPEED」を使って注文する流れを詳しく解説。
購入にかかった費用(スプレッド)の内訳や、注文が成立(約定)するタイミング、そして初日の結果と学びまで、リアルな情報をお届けします。
3.1 銘柄選定の基準(配当・優待・業績・テーマ・指標)
いよいよ、どの会社の株を買うかを選ぶステップです。
星の数ほどある会社の中から、初心者はどんな基準で選べば良いのでしょうか。
私が最初の1株を選んだときの、シンプルな考え方をご紹介します。
(1) 最初の1株は「身近で応援したい会社」から選ぶ
投資のプロは、業績や様々な指標(PER、PBRなど)を分析して投資先を決めます。
しかし、最初の一歩でそこまで難しく考える必要はありません。
まずは、自分がよく知っていて、これからも頑張ってほしいと思える会社を選ぶのがおすすめです。
- 毎日使う製品やサービスを提供している会社
(例:スマートフォン、お菓子、自動車、鉄道など) - お店によく行く、好きなブランドの会社
(例:コンビニ、アパレル、飲食店など) - 将来性があると感じる、新しい技術やサービスを持つ会社
(例:ゲーム、ITサービスなど)
自分がよく知っている会社なら、その会社のニュースにも自然と興味がわきますし、株価が上がったり下がったりする理由も、少しずつ理解できるようになります。
投資を「自分ごと」として楽しむことが、長続きの秘訣です。
(2) 今回私が選んだ銘柄とその理由
今回は練習として、三菱UFJフィナンシャル・グループ(銘柄コード:8306)を1株買ってみることにしました。
選んだ理由は以下の通りです。
- 身近な存在日本最大の銀行グループであり、多くの人が知っている会社だから。
- 株価が手頃株価が2,000円前後(2025年時点)なので、1株なら3,000円もあれば十分に買えるから。
- 配当金が出る1株だけでも、持っている株数に応じた配当金(会社からの利益の分配)がもらえるから。
このように、難しく考えすぎず、「知っている」「安い」「配当がもらえる」といったシンプルな理由で選んでみました。
あなたも、自分なりの基準で最初の1社を選んでみてください。

それなら僕にもできそうです。

自分が株主になると、その会社のCMとかニュースが流れたときに「おっ」て思うようになるの。
その感覚がすごく楽しいのよ。

身近な企業を選ぶことは、継続的な情報収集の動機付けとなり、結果として投資への理解を深める最も効果的な方法の一つです。
3.2 アプリ/Webの購入手順(検索→1株入力→確認→発注)
銘柄を決めたら、いよいよ注文です。
ここでは、楽天証券のスマートフォンアプリ「iSPEED」を使って、実際に「かぶミニ」で1株購入する手順を、ステップバイステップで解説します。
(1) 銘柄を検索する
まず、「iSPEED」アプリを起動し、ログインします。

画面下部にあるメニューから「検索」をタップします。

検索窓に、購入したい会社の名前(例:三菱UFJ)または4桁の銘柄コード(例:8306)を入力し、検索します。

該当する銘柄が表示されたら、それをタップして銘柄の詳細画面を開きます。

(2) 「かぶミニ」の注文画面を開く
銘柄の詳細画面が表示されたら、画面の右上あたりにある「注文」ボタンをタップします。

すると、「現物買い」「現物売り」などの選択肢が表示されます。

ここで、「かぶミニ(単元未満株)買い」を選びます。
これがミニ株専用の注文画面への入り口です。
(3) 注文内容を入力する
「かぶミニ」の注文画面が開いたら、以下の項目を入力していきます。

- 数量「1」と入力します。今回は1株だけ買うので、これでOKです。
- 価格「成行(なりゆき)」または「指値(さしね)」を選びます。
初心者の最初の取引では、値段を指定せずにそのときの市場価格で買う「成行」が一番簡単です。 - 口座区分「特定口座」または「NISA」を選びます。
NISA口座で買いたい場合は「NISA」を選択します。今回は「特定口座」を選びました。
すべて入力したら、「確認画面へ」をタップします。


内容を確認したら、「取引暗証番号入力へ」をタップします。
(4) 最終確認して発注する
取引暗証番号口座開設時に設定した4桁の数字を入力します。


最後に、「注文する」ボタンをタップします。
これで、注文は完了です。

「注文完了」画面が表示されれば、無事に発注できています。
思ったよりもずっと簡単だったのではないでしょうか。


これなら僕でも迷わずにできそうです。

特にiSPEEDアプリは、ボタンとかも大きくて分かりやすいから、初心者にはすごく使いやすいと思うわ。

iSPEEDのような直感的な操作が可能なツールは、初心者が操作ミスなく、安心して最初の取引を経験することを可能にします。
3.3 コストの見方(手数料・スプレッド相当・税金の基本)
無事に株の注文が完了しましたが、実際にこの取引にいくらかかったのか、コストの内訳をしっかり見ていきましょう。
(1) 楽天証券「かぶミニ」のコスト構造
まず、楽天証券の「かぶミニ」のコストに関する基本をおさらいします。
- 売買手数料無料です。これは大きなメリットです。
- スプレッドリアルタイム取引の場合にのみ、0.22%のスプレッドがかかります。
これが実質的な取引コストになります。 - 寄付取引寄付取引を選んだ場合は、スプレッドもかからず、コストはゼロになります。
(2) 実際の取引でかかったコストの内訳
今回の三菱UFJフィナンシャル・グループの取引は、リアルタイム取引で行いました。
約定(取引成立)したときの、実際のデータを見てみましょう。
- 約定単価: 2,282円
- 株数: 1株
- 受渡金額(実際に支払った金額): 2,289円
この差額の7円が、今回の取引でかかったコストです。
なぜ7円になったのか、計算してみましょう。
約定したときの基準となる価格(東証の「売り気配」)が、2,283円だったとします。
かぶミニの基準は、買いの場合は売り気配、売りの場合は買い気配です。
板の状況次第で、約定単価(2,282円)より売り気配が1円高いこと(2,283円)はよくあり、その売り気配に0.22%を上乗せ+切上げした値が、実際にあなたに提示される概算受渡代金(2,289円)になります。
これにスプレッド0.22%を上乗せします。
- スプレッド相当額: 2,283円 × 0.22% ≒ 5.0226円
- 購入価格: 2,283円 + 5.0226円 = 2288.0226円
楽天証券のルールでは、1円未満の端数は切り上げられるため、最終的な支払金額は2,289円となります。
計算が少しややこしいですが、要は「株価に対して0.22%強のコストがかかった」と理解しておけば大丈夫です。
(3) 税金について
株を買うときには、税金はかかりません。
税金がかかるのは、株を売って利益が出たときや、配当金を受け取ったときです。
「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでいれば、これらの税金はすべて楽天証券が自動で計算・納税してくれるので、あなたが心配する必要はありません。

でも、計算してみたら本当に小さな金額で安心しました。

それよりも、好きなタイミングで売買できるリアルタイム取引の便利さの方が、私にとっては価値があるかな。

スプレッドという形でコストを支払うことで、リアルタイム取引という利便性を得ている、という関係性を把握することが重要です。
3.4 約定タイミングと反映(残高・保有一覧の表示)
注文を出した後、いつ取引が成立して、どこで自分の株を確認できるのか、その流れを解説します。
(1) 約定タイミング
約定(やくじょう)とは、あなたの出した注文が正式に成立し、株の売買が完了したことを意味します。
この約定のタイミングは、注文方法によって異なります。
- リアルタイム取引の場合
平日の9:00~11:30、12:30~15:25に成行注文を出すと、ほぼ即時に約定します。
注文ボタンを押してから、数秒から数十秒後には取引が成立しているでしょう。
今回の私の取引も、注文後すぐ(1分以内)に約定しました。 - 寄付取引の場合
市場が始まる前(例えば、前日の夜や当日の朝8時台)に注文を出すと、午前9時の取引開始と同時に、その日の最初の値段(始値)を基準に約定します。
(2) 約定したかどうかを確認する方法
注文が約定したかどうかは、「iSPEED」アプリですぐに確認できます。
- アプリ下部のメニューから「注文」をタップします。
- 「注文照会・訂正・取消」の画面が開きます。
- 出した注文の「状態」という欄を見ます。
約定すると「約定済」と表示されます。
これで、無事に株の売買が完了したことが確認できます。
(3) 自分の株はどこに表示される?
約定が完了すると、購入した株はあなたの資産の一部になります。
その情報は、「保有銘柄」という画面で確認できます。
「iSPEED」アプリのメニューから「資産・照会」→「保有銘柄」と進むと、そこに購入した銘柄(今回は三菱UFJフィナンシャル・グループ)が表示されています。

株数や、現在の株価で計算した評価額、そして評価損益(プラスかマイナスか)なども、この画面でいつでも見ることができます。
これで、あなたも晴れて株主の一員です。

なんだかゲームみたいで、ちょっとワクワクします。

自分の資産として株が画面に表示されると、「本当に株主になったんだな」って実感がわくのよね。
毎日チェックするのが日課になるかも。

このプロセスを経験することで、株式投資が抽象的なものではなく、具体的な自分の資産管理活動であると認識できます。
3.5 初日の評価損益・学び(良かった点/改善点)
初めての株式投資、その初日の結果はどうだったのか。
そして、この小さな一歩から何が学べたのか。良かった点と、次に活かしたい改善点を正直に振り返ります。
(1) 初日の評価損益
購入した三菱UFJの株は、2,282円で約定しました。
その日の取引時間が終わり、株価がどうなったかを確認してみます。

- 購入時の値: 2,282円
- その日の終値: 2,291円
- 評価損益: +9円
結果は、プラス9円でした。
良い結果になりました。
ただ、大切なのは、この数円の動きに一喜一憂しないことです。
株式投資は、もっと長い目で見るものです。
(2) 良かった点:とにかく行動できたこと
今回の取引で一番良かった点は、何よりも「最初の一歩を踏み出せたこと」です。
- 口座を開設し、
- 銘柄を選び、
- 注文を出し、
- 株主になる。
この一連の流れを、たとえ1株であっても実際に体験できたことの価値は、本を10冊読むよりも大きいかもしれません。
「株を買う」という行為が、自分にとって特別なことではなく、いつでもできる身近なことだと感じられるようになりました。
(3) 改善点:取引時間帯の意識
もし改善点を挙げるとすれば、「取引する時間帯」です。
今回は、市場が始まってすぐの午前9時過ぎに成行注文を出しました。
市場の開始直後は、取引が活発になり、株価が大きく動きやすい傾向があります。
もっと落ち着いた値動きの中で取引したいなら、例えば午前10時以降や、午後の取引時間帯など、少し時間をずらして注文する方が、想定外の価格で約定するリスクを減らせるかもしれません。
これは、次回の取引で試してみたいと思います。
この小さな成功体験と学びが、次のステップにつながる大きな財産になります。

それよりも、実際にやってみたっていう経験の方が大事なんだ。

この経験があれば、次はもっと自信を持ってできるわよ。

評価損益は結果論に過ぎません。
重要なのは、実際に行動し、そのプロセスから具体的な学びを得ることです。
今回の「取引時間帯の意識」という改善点は、まさにその貴重な成果と言えるでしょう。
4. 慎重派向け「確認方法」

「投資する前に、もう少しだけ会社のことを知っておきたい」という慎重なあなたのために、簡単な確認方法をまとめました。
企業の基本的な情報や決算日、株価チャートの簡単な見方、そして関連ニュースのチェック方法まで、最低限これだけは見ておくと安心できるポイントを、分かりやすく解説します。
4.1 企業・決算・権利確定日の確認
株を買うということは、その会社の一部分のオーナーになるということです。
オーナーになる前に、その会社がどんな会社で、いつ重要な発表があるのか、最低限の情報を確認しておきましょう。
(1) どんな事業をしている会社か確認する
楽天証券のアプリ「iSPEED」の銘柄詳細画面には、「企業情報」や「四季報」といったタブがあります。
ここを見れば、その会社が「何を作って、どうやって利益を上げているのか」という事業内容が簡潔にまとめられています。
例えば、「国内最大の通信会社」とか「人気のゲームを開発」といった情報を見るだけでも、その会社への理解がぐっと深まります。
自分が何に投資しようとしているのか、しっかり把握しておきましょう。
(2) 決算発表のタイミングを確認する
決算とは、会社が「この3ヶ月間で、これだけ儲かりました(あるいは損をしました)」という成績を発表することです。
これは株価に大きな影響を与える、とても重要なイベントです。
決算発表の直前直後は、株価が大きく動く可能性があるので、初心者はそのタイミングを避けて取引する方が無難かもしれません。
「iSPEED」の「企業情報」や「指標」の画面で、次の決算発表日がいつなのかを確認できます。
(3) 配当や優待の権利確定日を確認する
もし、あなたが選んだ会社が配当金を出していたり、株主優待(商品や割引券などのプレゼント)を実施していたりする場合、それらをもらう権利を得るための基準日があります。
これを権利確定日と言います。
この権利を得るためには、権利確定日から数えて2営業日前の「権利付最終日」までに株を保有している必要があります。
「配当をもらうのが楽しみ」という方は、この権利付最終日がいつなのかを、「iSPEED」の「指標」画面などで確認しておくと良いでしょう。

決算とか権利確定日とか、カレンダーにメモしておくと良さそう。

特に決算発表の日は、株価がお祭りみたいに動くことがあるから、知っておくだけで心の準備ができるわよ。

事業内容、決算、権利確定日という三つの基本情報は、その企業の現状と将来を理解するための最低限のインプットです。
これらを確認する習慣は、感覚的な取引から脱却するための第一歩となります。
4.2 板・出来高・チャート(直近高安・ギャップ)の見方
数字やグラフがたくさん出てくると難しく感じるかもしれませんが、ここでは三つの基本的なツール「板」「出来高」「チャート」について、初心者が最低限どこを見れば良いのか、ポイントを絞って解説します。
(1) チャート:株価の歴史を見る
「チャート」とは、過去の株価の動きをグラフにしたものです。
まずは、難しく考えずに絵として眺めてみましょう。
- 右肩上がりか、右肩下がりか?
グラフが全体的に右肩上がりなら、その株は長期的に上昇傾向にあることが分かります。
逆に右肩下がりなら、下落傾向です。 - 最近の高値と安値はどこか?
「日足(ひあし)」チャート(1日の値動きを1本の棒で表したもの)を見て、ここ数ヶ月で一番高かった値段と、一番安かった値段を確認してみましょう。
現在の株価が、その範囲のどのあたりにあるのかを知るだけでも、今の株価が高い水準なのか、安い水準なのか、大まかな目安になります。
(2) 板:買い手と売り手の攻防を見る
「板(いた)」とは、「この値段で買いたい」という注文(買い注文)と、「この値段で売りたい」という注文(売り注文)が、リアルタイムで一覧表示されているものです。
買い注文と売り注文がぶつかったところで、取引が成立します。
初心者は、買い注文と売り注文のどちらに厚みがあるかをぼんやりと眺めてみましょう。
もし、買いたい人の注文がたくさん並んでいれば、株価は上がりやすいかもしれません。
逆に、売りたい人の注文が多ければ、株価は下がりやすいかもしれません。
市場の勢いを肌で感じるためのツールです。
(3) 出来高:株の人気度を見る
「出来高(できだか)」とは、その日に取引が成立した株の総数のことです。
チャートの下に、棒グラフで表示されていることが多いです。
出来高は、その株の人気度や注目度を表すバロメーターです。
棒グラフが普段よりずっと長くなっている日は、何か大きなニュースが出たり、決算発表があったりして、多くの投資家がその株を売買したことを意味します。
出来高が急に増えているときは、株価が大きく動く前兆かもしれないので、少し注意して見てみると良いでしょう。

最近の高値と安値を見るだけでも、参考になるんですね。

板とか出来高も、最初は意味が分からなくても、毎日眺めているとだんだん「今日はいつもより活気があるな」とか、感覚で分かるようになってくるのよ。

これらのツールを分析することで、価格の背景にある需要と供給のバランスを読み解くことができます。
まずは一つの見方に固執せず、それぞれの情報が何を示唆しているのかを多角的に捉える訓練を始めましょう。
4.3 ニュース・適時開示の見方(材料とリスク整理)
株価は、その会社に関するニュースによって大きく動くことがあります。
どんな情報に注目すれば良いのか、その見方と整理の仕方を簡単に解説します。
(1) どこでニュースを見るか
楽天証券のアプリ「iSPEED」やウェブサイトには、各銘柄のページに「ニュース」というタブがあります。
ここをタップすれば、その会社に関連するニュースが時系列で表示されます。
わざわざ他のニュースサイトを探しに行かなくても、投資に必要な情報はここでまとめてチェックできるので、とても便利です。
(2) どんなニュースに注目するか
ニュースには様々な種類がありますが、特に株価に影響を与えやすいのは以下のような情報です。
- 良い材料(株価が上がりやすいニュース)
- 決算の発表で、業績が予想より良かった(上方修正)
- 新しい製品やサービスを発表した
- 他の大きな会社との提携(業務提携)を発表した
- 自社の株を買う(自己株式取得)と発表した
- 悪い材料(株価が下がりやすいニュース)
- 決算の発表で、業績が予想より悪かった(下方修正)
- 製品に問題が見つかった、不祥事が起きた
- 新しい株を発行する(公募増資)と発表した
(3) 「適時開示」もチェックしよう
ニュースの中でも、特に信頼性が高く重要なのが「適時開示(てきじかいじ)」情報です。
これは、会社が投資家に対して公平に情報を伝えるために、取引所のルールに基づいて発表する公式情報のことです。
決算情報や業務提携など、重要な発表はまずこの適時開示で行われます。
「iSPEED」のニュース欄でも、タイトルの前に【TDnet】などと書かれているものが適時開示情報です。
まずはこの公式情報に目を通す習慣をつけると、噂に惑わされずに済みます。
これらの情報を少し見るだけでも、「今、この会社は追い風が吹いているな」とか「少し向かい風かもしれない」といった、大まかな状況を把握できます。

「上方修正」が良いニュースで、「下方修正」が悪いニュース、と。
言葉の意味が分かるとニュースも面白く読めそうです。

特に「適時開示」は会社の公式発表だから、一番信頼できる情報源よ。
ここをチェックするクセをつけるだけでも、投資家として一歩前進ね。

ただし、情報そのものに反応するだけでなく、その情報が市場にどの程度織り込まれているかを考える視点も必要です。
まずは事実(ファクト)を正確に把握することから始めましょう。
5. 取引ルール・注文仕様のツボ

楽天証券「かぶミニ」を使いこなすための、取引ルールの要点を解説します。値段を指定しない「成行注文」と、上限価格を決める「指値注文」の使い分け方、そして「かぶミニ」最大の特徴であるリアルタイム取引の仕組みを整理します。
また、1株でも配当金を受け取る権利があることなど、単元未満株ならではの権利についても説明します。
5.1 注文方法(成行/指値の有無と使い分け)
楽天証券の「かぶミニ」が他の証券会社のミニ株サービスと大きく違う点の一つが、注文方法の豊富さです。
ここでは、「成行注文」と「指値注文」の違いと、それぞれの使い分け方を解説します。
(1) 成行(なりゆき)注文とは?
「成行注文」は、「値段はいくらでもいいから、とにかく今すぐ買いたい(売りたい)」という注文方法です。
- メリット
- 注文がすぐに成立しやすいのが最大のメリットです。
- 市場に出ている一番有利な価格で、即座に売買が成立します。操作が簡単で、株を買い逃したり、売り逃したりすることが少ないため、初心者が最初の取引で使うのにおすすめです。
- デメリット
- 価格を指定しないため、注文した瞬間に株価が大きく動くと、想定外の価格で約定する可能性があります。
(2) 指値(さしね)注文とは?
指値注文は、「この値段以下になったら買いたい」「この値段以上になったら売りたい」というように、自分で価格を指定する注文方法です。
- メリット
- 自分で価格をコントロールできるため、想定外の高値で買ったり、安値で売ったりするのを防げます。
- 予算内で計画的に取引したい場合に非常に有効です。
- デメリット
- 指定した価格にならないと、いつまで経っても注文が成立しないことがあります。
- 買いたい株が、そのまま値上がりしてしまい、結局買えなかったということも起こり得ます。
(3) 楽天証券「かぶミニ」の強み
実は、多くの証券会社のミニ株(単元未満株)サービスでは、成行注文しかできません。
そんな中、楽天証券の「かぶミニ」は、「リアルタイム取引」で「指値注文」が使えます。
これは、投資家にとって非常に大きなメリットです。
最初は簡単な成行注文から始め、慣れてきたら指値注文に挑戦してみることで、より戦略的な取引が可能です。

楽天証券だと両方使えるのがすごいんだ。

他の証券会社だと指値が使えないから、思ったより高い値段で買っちゃうこともあるの。
価格を自分で決められるっていうのは、すごく大きな安心材料よ。

成行注文は「時間」を優先し、指値注文は「価格」を優先する取引です。
楽天証券が両方を提供していることは、利用者が状況に応じて最適な手段を選べるという、実質的な優位性を示しています。
5.2 取引時間帯・約定タイミング(リアルタイム性の整理)
楽天証券「かぶミニ」のもう一つの大きな特徴が、取引のタイミングを選べる「リアルタイム性」です。ここでは、取引時間と約定のタイミングについて、改めて整理しておきましょう。
(1) リアルタイム取引
これは「かぶミニ」の最大の魅力と言える取引方法です。
- 取引可能な時間
平日の午前9:00~11:30(前場)と、午後12:30~15:25(後場)です。 - 約定のタイミング
この時間帯に注文を出すと、ほぼ即時に取引が成立します。
株価のチャートを見ながら、「今だ」と思った瞬間に売買できるのは、通常の単元株取引と全く同じ感覚です。
このリアルタイム取引ができる単元未満株サービスは、主要なネット証券では楽天証券だけです。
(2) 寄付(よりつき)取引
もう一つの取引方法が、寄付取引です。
- 注文可能な時間帯
上記のリアルタイム取引の時間帯以外、例えば前日の夕方や夜、当日の早朝などに出した注文が対象になります。 - 約定のタイミング
注文は、翌営業日の午前9:00に、その日の取引開始時の価格(始値)を基準として成立します。
日中は仕事で忙しくて株価を見られない人でも、夜のうちに注文を済ませておけるというメリットがあります。
(3) なぜリアルタイム取引が重要なのか
他の多くの証券会社の単元未満株サービスでは、注文を出してから約定するまでにタイムラグがあります。
例えば、「午前10時に注文しても、約定するのはお昼休みの12時30分」といった具合です。
これでは、注文した時と実際に約定する時とで、株価が大きく変わってしまう可能性があります。
楽天証券のリアルタイム取引なら、その心配がありません。
自分の目で見た価格で、すぐに取引を成立させられます。
この「見たままの価格で取引できる」という安心感と納得感は、特に初心者にとって非常に大きなメリットです。

他の会社だと時間がずれることがあるなんて、知りませんでした。

良いニュースが出て「今買いたい」と思っても、約定がお昼休みじゃ意味がないこともあるものね。
このスピード感は楽天証券ならではの強みよ。

リアルタイム取引は、投資家が市場の変動に対して即座に対応することを可能にします。
この即時性は、機会損失のリスクを低減させ、より能動的な投資戦略を可能にするという本質的な価値を持っています。
5.3 権利付最終日・配当・優待の判定条件
「ミニ株で1株しか持っていなくても、配当金や株主優待はもらえるの?」という疑問は、多くの初心者が持つところでしょう。
ここでは、単元未満株の株主としての権利について解説します。
(1) 配当金は1株からでももらえる
結論から言うと、配当金は保有している株数に応じて、1株からでもきちんともらえます。
配当金とは、会社が得た利益の一部を株主に分配するお金のことです。
例えば、ある会社が「1株あたり年間50円の配当を出します」と発表したとします。
- 100株(1単元)持っている人: 50円 × 100株 = 5,000円
- 1株だけ持っているあなた: 50円 × 1株 = 50円
このように、保有株数が少なくても、その割合に応じて公平に分配されます。
金額は小さくても、会社から利益の分配を受け取るという体験は、株主になったことを実感できる嬉しい瞬間です。
(2) 株主優待はもらえないことが多い
株主優待とは、会社が株主に対して自社製品や割引券などをプレゼントする制度です。
残念ながら、ほとんどの株主優待は「100株(1単元)以上」の保有が条件になっています。
そのため、1株だけ持っていても、株主優待がもらえるケースは非常にまれです。
ただし、中には1株からでも優待がもらえる会社や、長期保有することで優待内容がグレードアップする会社も存在します。
もし優待に興味があるなら、コツコツと「かぶミニ」で買い増しをして、100株を目指すというのも一つの楽しみ方です。
(3) 権利を得るための「権利付最終日」
配当金などをもらうためには、ただ株を持っているだけではダメで、「権利確定日」という基準日に株主名簿に名前が載っている必要があります。
そのためには、その2営業日前の「権利付最終日」までに株を買っておかなければなりません。
この日を過ぎてから株を買っても、その期の配当金はもらえないので注意が必要です。
権利付最終日は、各銘柄の情報画面で確認できます。

金額は小さくても、なんだか嬉しいです。株主優待は100株からかあ。
いつか挑戦してみたいです。

配当金のお知らせが届くと、投資してるんだなって実感できるわよ。
優待目指してコツコツ買い集めるのも、ゲーム感覚で楽しいわよ。

単元未満株であっても、その権利が保証されていることを理解するのは大切です。
これは、株式保有の本質的な価値の一つを体験する機会となります。
6. かぶミニの売り方と税金・NISA

株を売却する際の手順と、利益が出た場合の税金について解説します。
売却手順は購入時とほぼ同じで、保有銘柄一覧から簡単に手続きできます。
税金に関しては、初心者に最適な「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけば、証券会社が自動で計算・納税してくれるため確定申告は不要です。
NISA口座なら利益は非課税ですが、売却しても年間の非課税枠は復活しない点に注意が必要です。
6.1 売却手順(保有一覧→数量→発注→約定確認)
株を買うことができたら、次は売り方も覚えておきましょう。
利益を確定させるときや、他の銘柄に乗り換えたいときに必要になります。
手順は買うときとほとんど同じなので、一度覚えれば簡単です。
(1) 「保有銘柄一覧」から銘柄を選ぶ
まず、楽天証券のアプリ「iSPEED」にログインし、自分の資産状況が分かる画面(例:「資産・口座」メニュー)を開きます。
そこにある「保有銘柄一覧」をタップすると、あなたが今持っている株の一覧が表示されます。
その中から、売りたい銘柄を選んでタップします。
(2) 「かぶミニ」の売り注文画面を開く
銘柄をタップすると、その株の詳細な情報が表示されます。
画面にある「注文」や「売却」といったボタンを押すと、「現物売り」「かぶミニ(単元未満株)売り」などの選択肢が出てきます。
ここで「かぶミニ(単元未満株)売り」を選びます。
(3) 注文内容を入力して発注する
売り注文の入力画面は、買い注文の時とほぼ同じです。
- 数量売りたい株数を入力します。1株しか持っていない場合は「1」と入力します。
- 価格「成行」または「指値」を選びます。早く確実に売りたい場合は「成行」、売りたい価格にこだわりがある場合は「指値」を選びます。
- 取引暗証番号4桁の暗証番号を入力し、「確認画面へ」進みます。
最後に注文内容を確認し、「注文する」ボタンをタップすれば、発注は完了です。
(4) 約定を確認する
注文が成立したかどうかは、買い注文の時と同じように「注文照会」画面で確認できます。
状態が「約定済」になっていれば、無事に売却は完了です。
売却して得たお金は、証券口座の「買付可能額」に反映されます。

これなら一度やり方を覚えれば、売るときも迷わなそうです。

「保有銘柄一覧」から始めるっていうのがポイントね。
自分が持っているものの中から選んで売る、っていう流れだから直感的で分かりやすいわ。

売却プロセスが購入プロセスと対称的でシンプルであることは、利用者が安心して取引全体を管理できる設計になっている証拠です。
6.2 税区分・源泉徴収・損益通算の基本
株を売って利益が出た場合、税金を納める必要があります。
しかし、口座の種類を選んでおけば、面倒な手続きはすべて証券会社にお任せできます。
ここでは税金の基本的な仕組みを解説します。
(1) 利益にかかる税金
株式投資で得た利益(譲渡益)には、合計20.315%の税金がかかります。
内訳は、所得税が15%、復興特別所得税が0.315%、住民税が5%です。
例えば、10,000円の利益が出た場合、約2,031円が税金として引かれることになります。
(2) 最強の味方「特定口座(源泉徴収あり)」
この税金の計算と納税を、非常に面倒だと感じる人も多いでしょう。
そこで活躍するのが、口座開設の際に選んだ「特定口座(源泉徴収あり)」です。
この口座を選んでおけば、株を売って利益が出るたびに、楽天証券が自動で税金を計算し、あなたの代わりに国に納めてくれます。
利益が出た取引からは税金が天引き(源泉徴収)され、あなたは何も手続きをする必要がありません。
確定申告も原則不要なので、税金のことを一切気にせずに投資に集中できます。
これこそが、初心者にこの口座を強くおすすめする理由です。
(3) 便利な「損益通算」も自動で
「特定口座(源泉徴収あり)」には、もう一つ便利な機能があります。
それが損益通算(そんえきつうさん)です。
これは、一年間の取引で出た利益と損失を、自動で合算してくれる仕組みです。
例えば、
- A株の取引で、10,000円の利益が出た
- B株の取引で、3,000円の損失が出た
この場合、年間の利益は「10,000円 – 3,000円 = 7,000円」として計算されます。
税金がかかるのは、この7,000円に対してだけです。
もし、A株の利益が出た時点で先に税金(約2,031円)が引かれていた場合、年末にB株の損失と通算された後、払い過ぎた分の税金は自動で口座に返還されます。
この便利な損益通算も、すべて自動で行ってくれるのです。

でも、「特定口座(源泉徴収あり)」にしておけば、全部自動でやってくれるなんて、本当に便利。

損益通算まで自動っていうのがすごいのよ。
自分で計算するとなると、本当に大変だから。
このサービスがあるから、安心して取引できるわよね。

「特定口座(源泉徴収あり)」は、税に関する心理的・事務的負担を大幅に軽減し、投資への参入障壁を低くする、非常によくできた制度と言えます。
6.3 NISA利用時の注意(枠・移管・再投資の考え方)
NISA口座は利益が非課税になる非常に魅力的な制度ですが、利用する上ではいくつか知っておくべきルールがあります。
特に、株を売却したときの考え方について注意点をまとめました。
(1) NISA口座なら利益は完全に非課税
まず、最大のメリットの再確認です。
NISA口座内で買った株を売却して、どれだけ大きな利益が出たとしても、税金は一切かかりません。
通常なら約20%引かれる税金がゼロになるので、利益がまるごと手元に残ります。
これはNISA口座を利用する最大の理由です。
(2) 注意点1:売却しても非課税枠は復活しない
ここが最も重要な注意点です。
NISAの成長投資枠は、年間240万円という上限があります。
例えば、NISA口座で10万円分の株を買い、その年のうちに売却したとします。
この時点で、あなたは240万円の枠のうち、10万円分を「消費した」ことになります。
売却してお金が手元に戻ってきても、一度使った10万円分の非課税枠は、その年中には復活しません。
その年に非課税で投資できる残りの枠は、230万円のままです。
この仕組みから、NISA口座は、短期間で頻繁に売買を繰り返す取引(デイトレードなど)にはあまり向いていません。
どちらかというと、良いと思った株をじっくりと長く保有する、長期投資向けの制度と言えます。
(3) 注意点2:他の口座との損益通算はできない
NISA口座での取引は、税制上、他の口座(特定口座や一般口座)とは完全に切り離されています。
そのため、もしNISA口座で損失が出てしまった場合、その損失を特定口座で出た利益と合算して、税金を減らす(損益通算する)ことはできません。
NISA口座の損失は、あくまでNISA口座の中だけで完結し、なかったものとして扱われます。
利益が非課税になる代わりに、損失も税務上はないものとされる、と覚えておきましょう。

これは大事なルールだ。
じゃあ、NISAで買う株は、本当に長く持ちたいって思えるものを選ばないとダメですね。

だから、NISA枠は「今年のボーナスで買った、とっておきの株」みたいに、特別な場所として使うのがいいかもしれないわね。

この特性を理解することが、NISAを効果的に活用する鍵となります。
したがって、NISA口座では、短期的な値動きを追うのではなく、長期的な成長が見込める資産をじっくりと育てる戦略が最も適しています。
7. 他社のミニ株(単元未満株)比較
楽天証券の「かぶミニ」が本当に自分に合っているのか、他の証券会社と比較して最終判断したい方のために、主要ネット証券の単元未満株サービスを徹底比較します。
手数料だけでなく、取引の自由度を左右する「約定方式」や「取引時間」にも注目。
この比較を通じて、なぜアクティブに学びたい初心者にとって楽天証券が魅力的な選択肢なのかが分かります。
7.1 比較観点:手数料/約定方式/取引時間/NISA対応
数ある証券会社の中から、自分に最適な単元未満株サービスを選ぶために、どのポイントに注目して比較すれば良いのでしょうか。
ここでは、重要となる4つの比較観点を整理します。
(1) 手数料:目に見えるコスト
まず一番に気になるのが、取引にかかる手数料です。
売買手数料が無料のところもあれば、約定金額に応じて手数料がかかるところもあります。
一見すると「手数料無料」が最も魅力的に見えますが、後述する他の要素とのバランスで考えることが大切です。
楽天証券の「かぶミニ」のように、手数料は無料でもリアルタイム取引ではスプレッドという実質的なコストがかかる場合もあります。
(2) 約定方式:取引の自由度
次に重要なのが、約定方式です。
これは、あなたの注文がどのように成立するかを決めるルールで、取引の自由度に直結します。
楽天証券のように、市場の動きを見ながらリアルタイムで取引できるのか。
それとも、SBI証券のように1日に数回、決まったタイミングでしか約定しないのか。
また、楽天証券のように指値注文が使えるのか、成行注文しかできないのかも、大きな違いです。
(3) 取引時間:利便性
約定方式と関連しますが、取引時間(約定タイミング)も比較のポイントです。
自分の好きなタイミングで取引できるリアルタイム方式は、日中に株価をチェックできる人にとっては非常に便利です。
一方で、1日に1回や2回など、決まった時間に約定する方式は、注文を出した後の価格変動リスクをどう考えるか、という視点が必要になります。
(4) NISA対応:非課税メリットの活用
最後に、NISA口座に対応しているかどうかも確認しましょう。
少額から始める単元未満株でも、利益が非課税になるメリットは大きいです。
幸い、現在では主要なネット証券の単元未満株サービスは、ほとんどがNISAに対応しています。
この4つの観点、特に「手数料」と「約定方式(取引の自由度)」のバランスをどう考えるかが、証券会社選びの鍵となります。

ただ手数料が安いかどうかだけじゃなくて、リアルタイムで取引できるかとか、指値が使えるかとか、そういう「自由度」も大事な比較ポイントなんですね。

安くても、自分の思った通りに取引できないと、結構ストレスが溜まるものよ。
安さと便利さ、どっちを優先するか、っていう視点で比べると分かりやすいわね。

手数料という「価格」だけでなく、約定方式や取引時間といった「品質」も評価軸に加えなければなりません。
この両者のトレードオフを理解することが、合理的なサービス選択につながります。
7.2 SBI「S株」・マネックス「ワン株」・auカブコム「プチ株」との違い
それでは、楽天証券の「かぶミニ」を、他の主要ネット証券(SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券)が提供する同様のサービスと比較してみましょう。
それぞれの特徴が一目で分かるように、表にまとめました。
(1) 主要ネット証券4社の単元未満株サービス比較

※手数料は税込、2025年時点の情報です。最低手数料等の詳細は各社サイトでご確認ください。
(2) 各社の特徴のポイント解説
- 楽天証券「かぶミニ」
最大の特徴は、リアルタイム取引と指値注文ができることです。
取引の自由度が最も高く、通常の単元株取引に近い感覚で売買できます。
その代わり、リアルタイム取引ではスプレッドという実質的なコストがかかります。 - SBI証券「S株」
売買手数料が無料で、スプレッドもかからないため、取引コストが最も安いのが魅力です。
しかし、リアルタイム取引や指値注文はできず、約定タイミングが1日3回に限定されます。
コストを最優先する人向けのサービスです。 - マネックス証券「ワン株」
買付手数料は無料ですが、売却時に手数料がかかります(NISA口座なら実質無料)。
約定タイミングが1日1回(後場の始値)のみなので、取引の自由度は低めです。 - auカブコム証券「プチ株」
NISA口座以外では、売買双方に手数料がかかります。
約定タイミングは1日2回です。
この比較から、「取引の自由度」を取るなら楽天証券、「絶対的なコストの安さ」を取るならSBI証券、という大きな違いが見えてきます。

楽天証券だけが、リアルタイム取引と指値注文の両方が「可能」になってるんだ。

この差はすごく大きいの。
SBI証券のコストゼロも魅力的だけど、私はやっぱり自分のタイミングで取引したいから、楽天証券を選ぶかな。

利用者は、この表を基に自身の投資スタイルや優先順位と照らし合わせることで、最適なプラットフォームを選択できます。
7.3 どんな人に楽天証券の「かぶミニ」が合うか
他社との比較を踏まえて、楽天証券の「かぶミニ」は、特にどのような考えを持つ人に合っているのかをまとめます。
もし、あなたが以下の項目に当てはまるなら、楽天証券は非常に良い選択肢になるでしょう。
(1) 「コスト」よりも「学習体験」を重視する人
SBI証券の「S株」は、売買手数料もスプレッドも無料で、コスト面では最強です。
しかし、その代わりに取引のタイミングや価格を自分でコントロールすることはできません。
一方で、楽天証券の「かぶミニ」は、リアルタイム取引でスプレッドという小さなコストがかかりますが、その代わりに「自分の意思で、自分のタイミングで取引する」という、株式投資の醍醐味を体験できます。
株価の動きを見ながら、「今だ」と思って注文し、それが即座に約定する。
この経験は、投資を学ぶ上で何よりの教材になります。
単にお金を投じるだけでなく、取引そのものを学びたい、楽しみたいという人には、楽天証券がぴったりです。
(2) 自分の思った通りの価格で取引したい人
「かぶミニ」は、単元未満株では珍しく指値注文が使えます。
これにより、「〇〇円まで下がったら買いたい」「〇〇円まで上がったら売りたい」という、計画的な取引が可能です。
成行注文での「思ったより高い値段で買ってしまった」という事態を避けたい、慎重派の人にとっては、この指値注文機能は大きな安心材料になります。
価格へのこだわりがある人には、楽天証券が強くおすすめです。
(3) 楽天ポイントを貯めたり使ったりしたい人
楽天証券は、楽天グループのサービスとの連携が強力です。
取引に応じて楽天ポイントが貯まるだけでなく、貯まった楽天ポイントを使って株を買うこともできます。
普段から楽天市場や楽天カードなどを利用している「楽天経済圏」のユーザーであれば、ポイントを有効活用しながら、よりお得に投資を始めることができます。
私がミニ株(単元未満株)を楽天証券で買ってみたのも、この取引の自由度と学習効果を最も重視したからです。

僕はただ株を持つだけじゃなくて、どうして株価が動くのかとか、取引の感覚を学びたいから、楽天証券が合ってそうです。

気づいたら貯まってるポイントで、もう1株買い増し、なんてこともできるから。

リアルタイム取引と指値注文という機能は、単なる利便性を超え、市場との対話を通じて実践的な知識と経験を得るための教育ツールとしての価値を持っています。
8. まとめ
この記事を読んで、「楽天証券でミニ株を始めてみよう」と決心したあなたへ。
その素晴らしい決断を、すぐに行動に移しましょう。
株式投資家としての記念すべき第一歩は、証券口座の開設から始まります。
以下のリンクから、楽天証券の公式サイトに進み、口座開設の手続きを始めることができます。
楽天証券では、新規で口座を開設する人向けに、お得なキャンペーンを実施していることがよくあります。
例えば、口座開設と簡単な条件をクリアするだけで、楽天ポイントがもらえるなど、これから投資を始めるあなたを応援してくれる特典が用意されているかもしれません。
キャンペーンの詳しい内容や条件は、時期によって変わることがあります。
損をしないためにも、必ず公式サイトで最新の情報を確認してから、申し込み手続きを進めてください。
あなたの投資家としての旅が、今日ここから始まります。
この一歩が、素晴らしい未来につながることを心から願っています。

この後、さっそく口座開設の申し込みをしてみます。
キャンペーンもやってるといいな。

口座さえ作ってしまえば、あとはいつでも自分のタイミングで始められるから。
新しい世界が待ってるわよ。

口座開設は、その具体的な第一歩に他なりません。
最新のキャンペーン情報を確認し、得られる利益を最大化することも、賢明な投資家としての行動の一つです。
あなたの挑戦を応援しています。
本記事の注意事項(免責事項)
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘を意図したものではありません。本記事に記載されている情報については、正確性、完全性、有用性を確保するために努力しておりますが、その保証は致しかねます。投資判断はご自身の責任で行ってください。本記事の内容を利用して生じたいかなる損害についても、当サイトおよび著者は一切の責任を負いかねます。詳しくは免責事項ページをご確認ください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
【登場人物】


